青海島 「船越」&「紫津浦」 05.02.28 9 12,12 ↑ 10 ↓ 8 ⇔8〜10 |
左の瀬では、昨日は結構残っていたヤリイカの子供達でしたが、今日は半分以下になっていました。しかしまだ若干銀色の目が動いています。ナヌカザメの卵も数個見れ、カンザシウミウシやミノウミウシの仲間、チャガラ、浅場ではホンダワラに3匹小さなヒメイカがくっついていました。一瞬ヤリイカの子供か?!と期待してしまいましたが、ヒメイカを一度に3匹も見たのは初めてでした。 紫津浦では、昨日も見た巨大なカラスキセワタやヒカリウミウシ、そして珍しくタツノイトコも見ることが出来ました。そうこうしているうちにBWさんが呼びにきてくれて、目線の先には、目を疑うような光景がありました。普通は夜産卵なのですが、なんと日の明るいうちからヤリイカが産卵しているではありませんか!! メスが一生懸命産み付けている姿本当に感動します。産み付けられたあとの卵もツルツルで非常に美しい。これは実際に見なくては分からないくらい感動します。その後興奮しながらEXしました。 ナイトダイビングでもこの産卵を狙ってENです。しかし、ナイトではペアになっておらず、オスが卵をずっと守っていました。しかし、それも感動します。あ〜。明日も日中産卵していてくれないかなあ〜。 |
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青海島 「船越」&「紫津浦」 05.02.27 10 12,12 ↑ 10 ↓ 8 ⇔8〜10
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船越では、ウバウオや極小のアリモウミウシ、そして中層にはカミクラゲが漂っていました。アカエラミノウミウシやサクラミノウミウシも順調に数が増え、ヤリイカの卵はというと、やはり少しハッチアウトしていました。がまだ半分以上は残っているのでかわいい姿を見ることが出来ます。タツノオトシゴも前回とは違う場所でペアの個体を見ることが出来ました。 紫津浦では、今年では初登場のサガミコネコウミウシがアオサの上にのっかっていました。小さいオカダウミウシやヨウジウオ、タツノオトシゴも2匹、アミメハギやアカオビシマハゼ、ヒメクロモウミウシ、そして珍しくウミフクロウもアオサの上で見ることが出来ました。海藻もどんどん増えてきています。これからじゃんじゃんウミウシがでてくることでしょう! |
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青海島「船越」 05.02.24 8 13,13 ↑ 10 ↓ 8 ⇔5〜10
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左の瀬では、あのヤリイカの卵たちはかなり成長し、卵の中で銀色の目がいくつも輝き、稚イカがクルクルと動く姿がはっきりと確認できました。今夜にもハッチアウトが始まりそうです。(全て産まれるまで2.3日はかかります)あ〜ナイト潜りた〜い。その近くでは、もう一箇所産みつけられてまもない卵もありましたよ!タツノオトシゴやヒロウミウシ、トウシマコケギンポ、タカラガイの仲間、キイロウミコチョウ、そして早くもヒメギンポの求愛行動が始まっています!オスは婚姻色のクロマスクになり、メスに必死にアピールをしていました。昨年このヒメギンポの卵(1mm)を始めて肉眼でみて感動したのを思い出しました。これから求愛行動をしているペアが多く見れるようになってくると思います。 トンネルコースでは、相変わらずサクラミノやアカエラミノは多く、久しぶりに見たハナオトメウミウシ、フタスジミノウミウシ、サガミミノウミウシ、ミツイラメリウミウシ、スミゾメミノウミウシ、ピンク系でかわいかったミノウミウシの仲間などウミウシは見ることが出来ました。いなくなったと思っていたキンギョハナダイは岩の割れ目に隠れていました。ベニハゼの仲間も健在で、キタマクラやビシャモンエビ、マツカサウオなどじっくりと見てきました。今夜のヤリイカの子供が非常に気になります。 |
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青海島「船越」 05.02.23 13 13,13 ↑ 12 ↓ 10 ⇔10〜15 |
トンネルに着くとちょっと潜っていない間にアカエラミノウミウシやサクラミノウミウシの数が倍増していました。サイズも大きく今年も壁一面にサクラミノが咲く日が近そうです。ウバウオも数が多く、トンネル内ではキタマクラが寒さに耐え頑張っていました。あと少しすれば水温も上がってくるので、越冬する確率が非常にたかいです!海藻にぺったりくっつくヒメイカやミサキウバウオ、黄色っぽいタツノオトシゴ、オトメウミウシも見ることが出来ました。タカラガイの仲間が多く、トラフケボリ、ハツユキダカラやホシキヌタ、クチグロキヌタ、メダカラ、ザクロガイとツルッと光った貝殻が非常に綺麗でした。探せば探すほどタカラガイの仲間はでてきそうでおもしろいです。あとはダンゴウオを待つばかりです! |
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青海島「紫津浦」 05.02.13 8 12,12 ↑ 15 ↓ 12 ⇔12〜15 |
ENしてすぐの所で動いている貝を見つけ、ナンだろう?とよく見てみるとウスユキミノでした。これが動かないようで貝をパクパクさせながらよく泳ぐ。最後には転がるように逃げて行きました。ノトアリモウミウシもサイズが大きく綺麗でした。ヒカリウミウシや今日もほとんど動かないホンカクレエビ属の一種、ツノガニ、コトヒメウミウシやミツイラメリウミウシ、帰り際にはキヌハダウミウシや数が増えてきたアリモウミウシ、ヒメクロモウミウシ、そしてタツノオトシゴなど見てEXしました。 浅場コースでは、チシオウミウシが今日も産卵しており、昨日産んだ卵は花びらのように石についていました。イシヨウジやチャガラ、フレリトゲアメフラシ、名前の解らないミドリガイの仲間、クロミドリガイ、極小のオカダウミウシを見ることが出来ました。フクロノリも順調に成長してきています。これからますますウミウシ増えてきそうです。 |
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青海島 「船越」&「紫津浦」 05.02.12 6 13,13 ↑ 20 ↓ 15 ⇔15〜18 |
船越では左の瀬へ行ってきました。ヒロウミウシやトウシマコケギンポ、以前からのタツノオトシゴも健在でした。その下にあるヤリイカの卵は順調に成長しています。目もはっきり解りましたが、あと2週間くらいはハッチアウトまでにかかりそうです。その後なんともかわいらしい光景が目に飛び込んできました。タツノオトシゴが2匹。しかも2匹は尾っぽと尾っぽクルッと巻きあい、1本の海藻に上手に絡み付いていました。この時期ペアの個体を見るのは珍しく、昨年よりも早くにお腹がパンパンのタツノオトシゴの父さんが見れるかも?!しれません。砂地では、昨日まで時化ていたとは思えないほど綺麗でした。ヨウジウオや左の瀬では珍しくサクラミノウミウシなど見ることが出来ました。 紫津浦では深場コースへ。透明度良好は依然キープされています。ヒメクロモウミウシやヒカリウミウシ、ツノガニの仲間、ヒレを綺麗にひろげたネズミゴチ、ホンカクレエビ属の一種はムラサキハナギンチャクの中に隠れるようにしていました。昨日も見たミノカサゴはやはりじっとしていましたが、あのときの場所とは違う所にいて若干は動いているようです。イトヒキハゼや帰りにはでっぷりと太ったフレリトゲアメフラシ、カラスキセワタを今日も見ることが出来ました。早くお腹パンパンのタツの父さんみたいな〜!
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青海島「紫津浦」 05.02.11 8 12,12 ↑ 20 ↓ 15 ⇔15〜18
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やっぱり透明度が良好なのは気持ちよく、ツノガニやミツイラメリウミウシ、イトヒキハゼ、動きが鈍くなっているホンカクレエビ属の一種、スジコウイカのペア、上がり際にはヒメクロモウミウシやノトアリモウミウシ、アリモウミウシがだんだんと増えてきています。アオサやフクロノリをチェックしていくと新たなウミウシが見つかりそうでおもしろいです!浅場のコースでは、チシオウミウシが産卵をしておりオレンジ色の卵が脇からチラチラ見えていました。タツノオトシゴやヒョウモンダコ、ハリセンボン、チャガラの求愛も昨日に引き続き行なわれていました。カラスキセワタや浅場では2匹タツノオトシゴも見れました。明日も透明度がいいと嬉しいな〜!! |
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青海島「紫津浦」 05.02.10 8 12,12 ↑ 20 ↓ 15 ⇔15〜18
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1本目は深場コース。2本目は浅場コースへ。深場へ行く途中にスジコウイカのペアやほとんど動かないホンカクレエビ属の一種、コトヒメウミウシやミツイラメリウミウシ(白バージョン)は数が増えてきていました。船越ではまだかろうじて元気なミノカサゴも紫津浦では全く動かずジッとしていました。EX寸前に海底を見てみると真っ青な海が広がり癒されました〜。 浅場コースでは、チャガラが一段と綺麗になり求愛行動を行なっています。ヒレを全開に開きとっても綺麗です。水深の浅いところで日向ぼっこをしているようなハリセンボン、タツノオトシゴ、まだ頑張っているイシヨウジ、そして今日のヒットはアユカワウミコチョウです!年に1.2回くらいしか見れない程レア物で興奮しました。その横では、カラスキセワタも2匹、ヒメイカや名前のわからないミノウミウシの仲間も見ることが出来ました。浅場はアオサも増え、こらからの紫津浦が楽しみです! |
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青海島 「船越」&「紫津浦」 05.02.05 8 14,14 ↑ 15 ↓ 10 ⇔12〜15
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船越ではトンネルコースへ行ってきました。透明度は良好です。青い海が一面に広がりそれは綺麗でした。トンネルへ着いたとたん目についたのがキンメモドキの小さな塊でした。この時期に見れることは初めてなので非常に驚きでした。しかし寒さにも負けず元気に泳いでいました!キンギョハナダイも健在!ビシャモンエビも健在!ソラスズメダイも健在!今年は越冬しそうな子達が多いです。ウミウシでは、ミツイラメリウミウシやアカエラミノウミウシ、キイロウミコチョウ、ダイダイウミウシなど見ることが出来ました。 紫津浦では、こちらでも透明度は良くなってきています。タツノオトシゴやアズキウミウシ、イバラウミウシの仲間、スジコウイカのペア、そして様々なカラーのイソギンチャクが咲き乱れていました。その中でも真っ白のスナイソギンチャクは非常に綺麗で、ホンカクレエビ属の一種も混ざり絵になっていました。浅場のチャガラも綺麗だし、小さなオカダウミウシは沢山いましたし、海藻はだんだんと増えてきていますし、紫津浦おもしろいです! |